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NOTE 〜かきとめておきたいこと〜

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決断2(09夏〜秋)
決断1(09冬〜春)
2005年新春エッセイ「鶏」
塩麹の効能(レシピ付)
2004年の「はじめて」
ダイアリーはストレッチ…
がんばるという言葉
ひとつき経って
河原の秘密基地
ガムテープおじさん
指鉛筆
connectについて
高校時代の文集について
2004年みどりのテーマ

『 塩麹の効能(レシピ付)』

 私がここ最近最もはまっているもの、「塩麹」。
 きくち正太の名作和漫画「おせん」(←和漫画というこの表現はいかがかと思うが、他にどう表現していいのか悩むところである。下町の老舗料亭を舞台にした漫画だが、料理漫画とは違う。じゃあ単純に人間模様かと言うともちろんそれも描かれてはいるがそれだけではなく、器や書や、ものごとに対する姿勢などが毎回ぴしっと描かれている。日本の「粋」というものを描いた名作なのだ)に登場していたのを見て、焦がれて作るようになったもの。
 しかし「おせん」は料理漫画ではないからして、塩麹を使った料理の旨さを描いてはいても、具体的な作り方は載っていないに等しい。登場人物が「米麹一升に塩三合の割合で容器に入れてよーく混ぜたらひたひたに水を張って、麹が発酵して膨らんで来たら水を足し足し10日から2週間」と言っているのみ。そして出来た塩麹は「塩の角が取れた甘くて丸い舌触りの」「漬け物からお魚、肉料理何でも来い」の「魔法の塩」なのだそうだ。
 うーん、食べたいけどどうやって作るのか皆目検討つかないぞ。ネットであたってみてもほとんど情報はナシ。同じくおせんを読んだ人が挑戦したらしき痕跡はあるけれど、そこからも私が知りたい詳細な作り方はわからなかった。なんせ麹を扱うことも初めてなのである。麹とはいかなるものなのか、どんな種類のものを買えばいいのか、そこを教えてくれないとどう手を付けていいのか分からない。
 けれど私の塩麹食べたい欲は強く、とにかく分からないなりに適当に作ってみること数回。正解かどうかはさておき、自分なりの塩麹の作り方つきあい方の形がようやく落ち着いて来た。
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